ベトナム人就労者の健全な受入れを目指して

 この度、「ベトナム人就労者の健全な受入れを目指して」というテーマを掲げ、『日越国際シンポジウム』を開催する運びとなりました。

 去る6月21日、ベトナム-ハノイ市において、本シンポジウムの発起人である一般財団法人国際医療貢献プラットフォーム代表理事菅波茂は、衆議院議員逢沢一郎氏のご紹介により駐ベトナム社会主義共和国日本国特命全権大使梅田邦夫氏に拝謁する機会を頂き、近年増加傾向にあるベトナム人就労者が日本社会において生き生きと活躍できるよう配慮して欲しい旨の要請を賜りました。その後、同席されていた岡山県総社市市長片岡聡一氏ならびにアイ・エイチ・ディ協同組合代表理事小林眞弘氏と共に奮起し企画した次第です。

 本シンポジウムは、ベトナム人就労者を受入れるにあたり、就労者の心身はもとより受入れの体制においても健全であることを目指し、就労者を取り巻く環境や健康状態および受入体制の有り方についての意見交換の場を年1回設け、3か年に渡り各種支援プログラムを実施するものです。

 さらに、ICS協同組合では、社会法人恩賜財団 済生会支部岡山県済生会と特定非営利活動法人AMDAの協力のもと「岡山県ベトナム人世話人会」を設置いたしました。技能実習生、特定技能、留学生等の在留資格で岡山県内在住のベトナム人やベトナム人を雇用されている企業、法人様を医療の面でサポートします。

第1回 日越国際シンポジウム

駐日ベトナム社会主義共和国特命全権大使のヴ― ホン ナム閣下をはじめ、両国の医療、行政、教育、団体・企業関係者やベトナム人技能実習生ら213人が出席。各界の代表がそれぞれの立場から“相互信頼”の構築を目指し意見を発表、質疑応答を行いました。

日越国際シンポジウム
日越国際シンポジウム
日越国際シンポジウム
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